皆さんはオーディオブックというサービスをご存知ですか?
直訳で「音の本」という名前の通り聞く読書ができるサービスで、オーディオブックは有名な書籍が音声化されており、耳で読書をすることができます。
スマートスピーカーと連携して再生することもできるので、スマートホームにも相性の良いサービスとなっています。
この記事ではそんなオーディオブックの活用方法について紹介しています。
この記事で分かること
- オーディオブックの概要がわかる
- オーディオブックに向いている本の特徴がわかる
- オーディオブックの効果的な活用方法がわかる
オーディオブックとは
まず最初に、オーディオブックという言葉は、現在大きく分けて二つの使われ方がされているので、その違いをおさえておきましょう。
- 耳で聞く読書のサービス全般の総称
- 株式会社オトバンクが運営する「audiobook.jp」というサービスの呼称
この記事では①の意味で使いますが、オトバンクが運営するサービスは「オーディオブック」として知名度が高いので、調べる際には混同しないようにしておきましょう。
オーディオブック活用のメリット
- 家事や単純な作業中、通勤や通学の移動時間、ランニングや釣りの最中など他の作業中でもながらで読書ができる
- 倍速再生で時短で読書ができる
- 本を買わなくて良いので家の中で荷物が増えず、持ち運びの手間もない
ながら作業中にオーディオブックを聞く場合、イヤホンにコードがあると、何かと作業の邪魔になるので、コードのない完全ワイヤレスイヤホンを使うのがおすすめです。
僕もアンカー(Anker)の完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を愛用しています。
少し値段ははりますが、ノイズキャンセリングなどを活用すれば、より集中力を高めることができるので、オーディオブックを使用する際にはおすすめです。
集中力を高めるためにおすすめな完全ワイヤレスイヤホン
アンカー(Anker)完全ワイヤレスイヤホン Soundcore Liberty Air 2 Pro
※画像は公式サイトより
Amazonのレビューが1万件以上もある超人気のイヤホンで、セール時は1万円を切ることもあり、コスパに優れたおすすめイヤホンです。
人気のオーディオブックサービス2選
オーディオブックサービスで有名なのは先ほど書いたオトバンクが運営する「audiobook.jp」です。
また、「audiobook.jp」と同じくらいに有名なのがAmazonが提供する「Audible」です。
それぞれの特徴は以下の通りです。
「audiobook.jp」の特徴
- 2007年から運営する老舗サービスで月額880円で約1万の本が聴き放題
- 聴き放題以外の書籍も含めると約3万冊で、有料購入した書籍は解約後も視聴可能
- 2週間の無料期間がある
「Audible」の特徴
- 大手のAmzonが運営する安心感があり、洋書も含めると40万冊もの本を収録している
- 最初の一冊が無料で毎月1,500円分のコインがもらえる
- 月額1,500円で解約後は購入した書籍は聴けない
オーディオブックに向いている本
オーディオブックは耳で聞くという特性上、普通の本に比べて種類によって向き不向きがあります。
オーディオブックに向いている本
- ノウハウや考え方を学べる本
- モチベーションを上げる本
- 英語などの言語を学習する書籍
- 小説や伝記、ストーリー仕立てのビジネス書
オーディオブックに向かない本
- 漫画や挿絵のある本
- 図解やグラフの解説があり、文章でもそれに言及している本で
視覚情報などが多い書籍や漫画などは向いていないですが、情報をインプットしたり、物語を楽しんだしする本はオーディオブックが向いています。
小説やCDドラマはプロの俳優さんや声優さんが声を担当しているものもあり、より物語を楽しむことができるのも魅力です。
ちなみにですが、僕自身がオーディオブックで聞くのが良いと思うのは「筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法」です。
※画像は「audiobook.jp」より
本で読むより音声で聞くことで、実際に語りかけられているように感じて、より「筋トレやろう!」というモチベーションが上がりました(笑)!
オーディオブックの効果的なおすすめ活用方法
オーディオブックは便利機能を使ったり、スマートスピーカーと連携することで、より満足いく使い方ができるようになります。
スマートスピーカーとの連携で手を動かさずに読書を開始
オーディオブックはスマートスピーカーと連携することでもはや手を動かさずに読書をすることが可能になります。
ただし、スマートスピーカーでのオーディオブック再生を考えている人は、スマートスピーカーの種類によって、直接連携できるサービスが変わってくるので、事前に注意が必要です。
Audible(Amazon)
Amazon echoと直接連携可能
audiobook.jp(オトバンク)
Google Nest(旧Google Home)と直接連携可能
例えば、 Google Nest(旧Google Home)×「audiobook.jp」の組み合わせでは、何かいい本が無いか話しかけるだけで、その時期のおすすめなどを再生してくれます。
※再生されるのは視聴版になります
倍速機能でより効率的に読書量を増やす
何かの学習や情報のインプットを目的としている人にはオーディオブックの倍速機能がおすすめです。
倍速機能を使うことで、時間を効率的に活用でき、読書効果を何倍にも膨らませることができます。
Audible(Amazon)
0.5倍速〜3.5倍速までの間で10段階の変更が可能
audiobook.jp(オトバンク)
0.5倍〜4倍の間で0.1倍速刻みで変更が可能
例えば、有名なビジネス書の「影響力の武器」は単行本だと結構分厚く、492ページあって1ページあたりの文字量も多いので、読み終えるのに時間がかかります。
しかし、「audiobook.jp」の場合、通常スピードで1冊聴き終わるのに14時間40分3秒かかるので、3倍速で聴いた場合は、わずか4時間53分21秒で聴き終えることができます。
このように倍速機能をうまく活用すれば、効率的に情報のインプットができます。
ちなみに、最初から3倍速や4倍速で初めてしまうと耳が慣れていないので、あまり内容が入ってこない可能性があります。
その場合、まずは1.5倍速などから初めて徐々にスピードをアップしながら耳をならしていくと良いです。
- 1.5倍速で聴く
- 1.5倍速で問題なく聞き取れるようになったら2倍速で聴く
- 2倍速で問題なく聞き取れるようになったら2.5倍速で聴く
- 2.5倍速で問題なく聞き取れるようになったら3倍速で聴く
もし、徐々に速度をあげても一定のスピードからなかなか前に進めない場合は、速一度読み終えた本などで試してみると良いです。
一度聴いたことのある内容なので、比較的内容が頭に入ってきやすく、高速度で聴き取る練習になります。
まとめ:オーディオブックで聞く読書!効果的な読書体験を!
以下に本記事のポイントをまとめます。
記事のポイント
- オーディオブックはながら作業中でも読書できて時短にもなる
- 物理的な本が増えず、持ち運びの手間もない
- オーディオブックは完全ワイヤレスイヤホンで聞くのがおすすめ
- 倍速機能を活用すればより効率的な読書ができる
- オーディオブックでおすすめなのは、ノウハウや考え方を学べるビジネス書、単語帳などの学習本、ストーリー性のある本
オーディオブックは使い方によって、いろんなメリットがあり、効果的な読書体験を実現してくれます。
便利な機能も活用して、日々の生活をよりスマートにしていきましょう!